NEWS

最新情報

講座

2006年04月13日

社会人マナーをチェック 〜極意は思いやる気持ち〜

北海道新聞 生活欄 2006年4月13日(木)より抜粋

n_4.13_big.jpg

「マナーはコミュニケーションを円滑にするための手段。気持ちのいいマナーは、人間関係を広げるのにも役立つ」と語るのは、人材育成などを手掛けるエス・プラネット(札幌)代表瀬川弘恵さんだ(47)。 瀬川さんが気になるのは、言葉遣いだ。「どちらから参られましたか」。ある企業の受付でこう言われ、瀬川さんは戸惑った経験がある。
「参る」は謙譲語で、自分自身に使うべきもの。来客には「いらっしゃいましたか」と言うのが正解だ。「敬語の使い方を知らない人は、世代を問わずに増えていますね」と瀬川さんは残念そう。
〜(中略)〜
名刺交換だけでなく、あいさつも格好よく決めたい。瀬川さんは「頭を下げる際、猫背の人が多い。背筋を伸ばすよう意識して」という。さらに、頭を下げた時に、1、2秒間、静止するといいそうだ。
言 葉遣いの決まりごと、あいさつの姿勢など気を付けるべき細かい点は多いが、マナーの極意は「相手の立場を思いやる気持ち」と二人は声をそろえる。「正しい マナーも、気持ちがこもっていないと相手の心に響かない。逆に多少マナー違反でも、心がこもっていれば不快感は与えない」(瀬川さん)と強調する。
〜(略)〜
(稲塚寛子)
北海道新聞 生活欄 2006年4月13日(木) より抜粋
posted by spla at 00:00 | 講座